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央環境審議会動物愛護部会【第6回・動物愛護管理のあり方検討小委員会】傍聴レポート及び雑感

ご報告遅くなり申し訳ありません。

11月8日(月)中央環境審議会動物愛護部会「動物愛護管理のあり方検討小委員会」(第6回)を執行部代表2名で傍聴して来ました。

委員18名中12名の出席があり、会は開催されました。

議事次第は以下の通りです。

1 開会
2 挨拶
3 議事
(1)関係者ヒアリング(ペット葬祭業、観賞魚販売業関係者等)
(2)その他
4 閉会


今回のレポートは、関係者ヒアリング(ペット葬祭業)をメインにご報告させて頂きます。


関係者には
・日本動物霊園連合
・全国ペット霊園協会
・日本ペット訪問火葬協会の3団体の代表の方々がいらしてました。

各団体とも「記憶に新しい埼玉の事件…」と私たちが被害に遭った事件が話の冠にあり、やはり同業の葬祭業者にとっても衝撃的な事件であり、依頼主の方々からの不安の声や問い合わせも多かったのでしょう。

各団体の話から所謂「悪徳葬祭業者」が横行し、ペット葬祭での被害者が全国にも多くいることを伺い知ることができました。

そのトラブルは「ペットビジネスが不景気にも強く、簡単に儲かると思い開業して経営状態が思うように上がらず悪徳なことに走ってしまう悪環境が原因です。

まさに“花園ペット祭典”の阿部氏が法廷で

「儲かると知人から話を持ちかけられ、開業したものの同業者が乱立したため、火葬費用の値下げをせざるを得なくなり、そのため利益が上がらず犯行に及んだ」

と証言したそのものです。


また驚いたのは依頼主の中には、未だ亡くなっていないペットの火葬を依頼する人、明らかに虐待死させたと思われるペットの火葬を依頼する人もいたそうです。

それについて委員側から

「そういった虐待していると思われることは通報しないのですか?」

「飼育環境が良くなく、複数頭の依頼については利益が多いので火葬を受けるのですか?」

と厳しい質問もあり、各団体とも頭数としては少ないものの虐待と判別できる依頼主は通報し、生きている子については飼い主さんを諭し、お帰り頂いていたこともあったそうです。

複数頭の依頼は、猫は出産後すぐに亡くなってしまうことも多く、ブリーダーのような人からの依頼は受けることもあると答えていました。

移動火葬車での訪問は、道路交通法に反しないように事前に依頼主に火葬が終わるまでの時間停車できる場所の確保をお願いしているとのことでした。

しかし、道路交通法や火炎・黒煙など大気汚染規制法に違反する行為をしている悪徳業者も多数あるのが現状のようです。

自治体によっては条例で規制がある所もあるようですが、要項に留まっている自治体、未だ要項すらない自治体が多いのが実状だそうです。

いずれにしても全てのペット火葬業者が動物愛護の精神をもち、登録制にするなど法の整備が必要だと訴えていました。

動物愛護法ではなく、新たな法を設ける必要もあると仰る団体代表者の方あり、また法は早急に簡単に変わるものではないので、せめて各自治体へ条例の実施を切望していらっしゃる団体代表者の方もありました。


何故被害にあってしまうのか?

ある団体代表者の方がこう仰ってました。

「火葬依頼主の皆様が不安な様子でお見えになり、ペットが亡くなってしまった時に頭の中では“死”を理解できるが心が理解できていない。

お骨になって初めて“死”を受け入れられる。

お帰りになる時にはお見えになった時と表情が全く違う」と。


私の場合も仰る通りでした。

目の前にいる子は既に鼓動も聞こえず吐息も無い…

何度も何度も我が子の名を呼び体を揺する…

「これが死なの?」

もしかしたら息を吹き返すかも…

体をさすってあげていくうちに、明らかに違う手の感触。

死後硬直…

そこで初めて“死”がどういうことか頭では理解できました。

亡骸は迷わずペット葬祭業者への依頼を選択しました。


11月1日の内閣府より、ペット葬祭業者への依頼は62.2%と発表がありました。

今やペットは家族同様、伴侶であるという傾向にあります。

こうしている間にも大切な家族、伴侶が悪徳葬祭業者の手により、どこかでトラブルや被害に遭っている子がいると思うと心が痛みます。

“生”があり“死”があります。

最後まで見送ってあげられなかったこと、悪徳業者へ依頼してしまったことへの自責の念にかられ、未だ涙することも少なくはありません。

知人友人はもちろん、散歩中に出会った方には「埼玉の事件」の話をし、注意喚起をしています。


動物愛護の精神に基づき死後もゴミではなく、ペットの尊厳に配慮して頂けるよう切望すると共に、今後は一日も早く法の見直しをして頂けるよう、微力ながらも活動して行きたいと思います。

これ以上被害者を増やさないよう、啓蒙活動にも力を注ぎ活動して行きたいとも思います。


会議終了後、関係者3団体の皆様にご挨拶させて頂きました。

「何かあったらご協力しますので相談してくださいね!」

と全員の方々から暖かいお言葉を頂戴し、とても勇気づけられました。

今回関係者として参加された代表者の方の寺院では「埼玉の事件」以来、ご僧侶様があの子たちのために毎朝読経をしてくださってるそうです。

そのお話を伺った時、鼻の奥がツーンとして涙がこぼれ落ちるのをこらえ切れませんでした。


ゴミ袋に入れられ野ざらしにされ朽ちて逝った子たち

本当の飼い主の元へ帰ることができなかった子たち

未だ山中で私たちを待っている子たち

を遠い空の下からも思ってくださっている皆様がいらっしゃることを知り、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

本当にありがとうございます。

未だ山中に取り残された子たちを迎えに行くために、前回遺骨回収した現場の周辺も近々調査に行く予定です。

回収作業には大勢の皆様にお力をお貸し頂くことになると思います。

その際にはどうぞよろしくお願い致します。


余談ではありますが、今回の傍聴で気になったことが一つありました。

会議中委員の方々には陶器のカップに注がれたコーヒー、関係者の方々にはペットボトルのお茶が出され、マスコミ席は会議室に常設のゆったり座れる椅子、一般傍聴者へはパイプ椅子が用意されていました。

翌日環境省へ問い合わせをしたところ

「会議でお話をするにあたり喉が渇くので環境省ではできるだけゴミを出さない方針のため、委員の皆様にはコーヒー、関係者の皆様にはお話頂く際に席を移動するのに持ち運べるペットボトルのお茶をお出ししている。

椅子に関しては、抽選になる程の小委員会への傍聴希望者は過去に例は無く、一人でも多く傍聴して頂けるようにと、時間単位で会議室を使用しているので設営・徹営に時間のかからないパイプ椅子の用意をせざるを得ない」

と“模範的な回答”でした。

傍聴希望者が多い…
それだけ今回の小委員会への関心が高いのでしょう。


「今後委員の方々や関係者の皆様に飲み物を持参頂くようお願いできないのでしょうか?」

と尋ねたところ

「こちらからお願いしていらして頂いているのでそのようにしています。」

とのことでした。


お茶代は僅かな金額ではありますが、国民の血税から経費として出費されていると思われるので、マイボトルの利用等で経費削減をして頂く方向での検討をお願いしました。

また、関係者はペット葬祭業者だけでなく、私たち被害者の声も聞いて頂きたいとも要望して来ました。


地球温暖化、生態系の破壊なども今までは他人事のように思っていましたが、今後は生活環境についても考えて行きたいと痛感致しました。

分責:K.M
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プロフィール

ブログ担当

Author:ブログ担当
「伴侶動物死体遺棄、被害者の会」

平成22年4月6日に公となった、埼玉県飯能市の山林でペットと見られる動物達の遺体が大量に発見された事件。
遺体を遺棄していた犯人はペット火葬業者(花園ペット祭典)でした。
10年以上前から繰り返されていた犯行。
その被害者達が様々な思いを寄せ集まり、平成22年4月18日発足。

山林に棄てられたままの子達や、本当の飼い主さんのもとへ帰る事ができなかった子達を救いたい。
「うちの子は一体どこにいるの?」飼い主さん達のやり場のない思いが少しでも落ちつけますように・・・
そんな思いから被害者の中から有志で集まった執行部を中心に活動を開始しました。

※このブログは執行部の複数のメンバーにより管理構成されています。

~お問い合わせは・・・~
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電話
080-3520-2515 (芦)
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ご面倒ですが、ご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。

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